こんにちは!「FOOD PLACE ITO伊藤商店」の野菜ソムリエ、Mrs. Yukoです。
新鮮で美味しい野菜を皆さんにお届けすることをモットーに、栄養たっぷりのレシピや食べ方をご紹介させていただきます。
冬の訪れとともに、スーパーや市場に彩りを添える冬野菜たち。その中でも、真っ白で丸いフォルムが可愛らしい「かぶ」は、寒い季節に特に美味しくなる代表的な野菜です。今回は、かぶの美味しい選び方やおすすめレシピ、そして少し意外なかぶの歴史についてお話しします。ぜひ最後までお楽しみください!
美味しいかぶの選び方
かぶを選ぶときに注目したいポイントは以下の3つです。
- 葉が新鮮でシャキッとしているか
かぶの葉が元気な緑色をしているものは鮮度が良い証拠です。葉は栄養価も高いので、ぜひ一緒に食べてください。 - 表面が滑らかで傷がないもの
かぶの実の部分が真っ白でツヤがあり、ひび割れや傷がないものを選びましょう。また、触ったときに柔らかすぎるものは避けてください。 - 重量感があるもの
同じ大きさなら、持ったときにずっしりと重いものの方がみずみずしく美味しいです。
かぶの栄養と効能
かぶは栄養価が高く、冬の健康を支える野菜です。
- ビタミンCが豊富
風邪予防や美肌効果が期待できるビタミンCを含みます。特に葉の部分には実よりも多く含まれています。 - 消化を助ける酵素
かぶにはアミラーゼという酵素が含まれ、胃腸の調子を整える効果があります。お正月のごちそうで疲れた胃にもぴったりです。 - 低カロリーでダイエットに最適
かぶは低カロリーでありながら満足感が得られるので、ダイエット中の方にもおすすめです。
おすすめレシピ3選
かぶは煮物や漬物だけでなく、さまざまな料理に活用できます。ここでは簡単に作れる3つのレシピをご紹介します。
- かぶのまるごと煮
- 【材料】
かぶ(中サイズ)4個、だし汁500ml、みりん大さじ2、醤油大さじ1、塩少々 - 【作り方】
- かぶの葉を切り落とし、皮を薄くむきます。
- 鍋にだし汁と調味料を入れて煮立たせます。
- かぶを加えて弱火で20分ほど煮込み、柔らかくなったら完成。
柔らかく煮えたかぶは、だしの味をしっかり吸い込み、口の中でとろけるような美味しさです。
- 【材料】
- かぶの葉とじゃこのふりかけ
- 【材料】
かぶの葉2束、ちりめんじゃこ30g、ごま油大さじ1、醤油小さじ1、白ごま適量 - 【作り方】
- かぶの葉を細かく刻みます。
- フライパンにごま油を熱し、ちりめんじゃこを炒めます。
- 刻んだ葉を加えて炒め、醤油で味を調えます。
- 仕上げに白ごまをふりかけて完成。
温かいご飯に乗せるだけで立派なおかずになります。
- 【材料】
- かぶのサラダ
- 【材料】
かぶ2個、オリーブオイル大さじ2、レモン汁大さじ1、塩少々、黒こしょう少々 - 【作り方】
- かぶを薄切りにし、水にさらしてシャキッとさせます。
- ドレッシングの材料を混ぜ合わせ、かぶにかけます。
- 黒こしょうを振りかけて完成。
シンプルながらも、かぶ本来の甘みとシャキシャキ感が楽しめます。
- 【材料】
かぶの歴史と豆知識
かぶは古代ローマ時代から栽培されており、ヨーロッパでは古くから親しまれている野菜です。日本には奈良時代に伝わり、特に寒冷地での栽培に適していることから全国で広く普及しました。
また、地域によって独自の品種が多く存在するのもかぶの特徴です。例えば、千葉県の「長生かぶ」や滋賀県の「日野菜かぶ」など、地元特産のかぶを探してみるのも楽しいですね。
伊藤商店で新鮮なかぶをお求めください!
伊藤商店では、新鮮で美味しいかぶを取り揃えています。葉付きのかぶもご用意しておりますので、ぜひ手に取ってその鮮度を確かめてください。また、かぶを使ったおすすめの料理についてもお気軽にスタッフまでお尋ねください。
かぶは冬の食卓を彩るだけでなく、栄養たっぷりで健康にも良い野菜です。この冬、伊藤商店で新鮮なかぶを手に入れて、心も体も温まる料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?