こんにちは!「FOOD PLACE ITO伊藤商店」の野菜ソムリエ、Mrs. Yukoです。
新鮮で美味しい野菜を皆さんにお届けすることをモットーに、栄養たっぷりのレシピや食べ方をご紹介させていただきます。
冬といえば、寒い日には温かいお鍋やスープが恋しくなりますよね。そんな冬の料理に欠かせない野菜のひとつが「ねぎ」です。今日は、ねぎの選び方や保存方法、おすすめレシピ、さらには歴史や栄養についてご紹介します。寒い季節をおいしく、そして健康に過ごすためのヒントになれば幸いです!
◎おいしいねぎの選び方
新鮮でおいしいねぎを選ぶポイントを押さえておくと、料理の味がぐっと引き立ちます。ここでは、青ねぎと白ねぎの違いも踏まえて選び方を解説します。
- 青ねぎの場合
葉先まで鮮やかな緑色をしていて、ピンと張りがあるものがおすすめです。葉がしおれているものや、黄色く変色しているものは鮮度が落ちています。 - 白ねぎの場合
白い部分が長く、太くて重みがあるものが良い品質です。また、表面がツヤツヤしていて、しっかり締まっているものを選びましょう。皮が乾燥しているものや柔らかいものは避けるのがコツです。
◎ねぎの保存方法
せっかく選んだ新鮮なねぎも、保存方法次第で長持ちします。正しい保存方法を覚えておけば、無駄にせずおいしさをキープできますよ。
- 青ねぎの保存
青ねぎは乾燥しやすいので、湿らせたキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。使い切れない場合は、小口切りにして冷凍保存すると便利です。 - 白ねぎの保存
白ねぎは新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。立てることで鮮度が長持ちします。また、カットした場合はラップでしっかり包んで冷凍保存するのがおすすめです。
◎ねぎを使ったおすすめレシピ
冬にぴったりな、ねぎを使った簡単でおいしいレシピを3つご紹介します。
- ねぎたっぷり鶏鍋
- 【材料】鶏もも肉、白ねぎ、白菜、豆腐、だし汁
- 【作り方】
- 白ねぎは斜め切りに、鶏もも肉は食べやすい大きさに切ります。
- 鍋にだし汁を入れて火にかけ、具材を加えて煮込みます。
- 最後にごま油を少し垂らすと風味が増しておいしいです。
- ねぎのポタージュスープ
- 【材料】白ねぎ、じゃがいも、牛乳、コンソメ、塩コショウ
- 【作り方】
- 白ねぎとじゃがいもを薄切りにして、バターで炒めます。
- 水とコンソメを加えて柔らかくなるまで煮込みます。
- ミキサーにかけ、牛乳で伸ばして塩コショウで味を調えます。
- ねぎの簡単豚肉巻き
- 材料
- 白ねぎ:2本
- 豚バラ薄切り肉:200g
- 塩コショウ:少々
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ2
- サラダ油:適量
- 作り方
- ねぎの下準備:白ねぎを5~6cmの長さに切り、軽く塩をふって少し置き、水気を拭き取ります。
- ねぎを巻く:白ねぎを豚バラ肉でしっかりと巻き、巻き終わりを軽く押さえて固定します。
- 焼く:フライパンにサラダ油を熱し、巻き終わりを下にして豚肉巻きを並べ、中火で焼きます。全体に焼き色がついたら弱火にしてふたをし、中まで火を通します。
- 味付け:醤油とみりんを加え、全体に絡めながら煮詰めます。タレが照り照りになれば完成です。
- 盛り付け:お皿に盛りつけて、お好みで七味唐辛子をふると風味がアップします。
- 材料
◎ねぎの歴史と栄養
- ねぎの歴史
ねぎは古代エジプト時代から栽培されていたと言われています。日本でも古くから食用とされ、特に寒い地方で重宝されてきました。江戸時代には、現在の白ねぎが広まり、関東では煮物や鍋物に、関西では青ねぎが薬味として使われる文化が発展しました。 - ねぎの栄養価
ねぎにはビタミンCやビタミンK、食物繊維が豊富に含まれています。また、硫化アリルという成分が含まれており、血行を促進して体を温める効果が期待できます。冬にねぎを食べることで、冷え性改善や風邪予防に役立つとされています。
◎ねぎを楽しもう!
ねぎは万能な冬野菜で、さまざまな料理に使える魅力があります。伊藤商店では、地元で採れた新鮮なねぎを取り扱っています。煮物やスープ、炒め物まで幅広く使えるので、ぜひご家庭の食卓で活躍させてくださいね。寒い冬こそ、ねぎの力を借りておいしく健康的な食生活を送りましょう!
次回も旬の野菜情報をお届けしますので、お楽しみに!