こんにちは!「FOOD PLACE ITO伊藤商店」の野菜ソムリエ、Mrs. Yukoです。
新鮮で美味しい野菜を皆さんにお届けすることをモットーに、栄養たっぷりのレシピや食べ方をご紹介させていただきます。
冬に美味しい野菜のひとつとして人気の「れんこん」。シャキシャキとした食感が特徴で、煮物や炒め物、さらにはサラダにも使える万能野菜です。今回は、れんこんの選び方や保存方法、栄養、そしておすすめのレシピをご紹介します。また、れんこんの歴史についても触れていきますので、ぜひ最後までお付き合いください!
おいしいれんこんの選び方
れんこんを選ぶ際に注目したいポイントは以下の3つです:
- 色
新鮮なれんこんは、薄いベージュ色をしています。黒ずんでいたり、傷が多いものは鮮度が落ちている可能性があるため避けましょう。 - 穴の状態
れんこんの断面の穴がきれいに並んでおり、中が白くしっかりしているものが良品です。穴の中が黒ずんでいるものは鮮度が低い可能性があります。 - 硬さ
持ったときにずっしりとした重みがあり、硬く締まっているものを選びましょう。しなびているものは避けるのが無難です。
れんこんの保存方法
購入後は、泥付きのまま新聞紙に包み、冷暗所で保存するのがおすすめです。泥を落としてしまうと劣化が早くなるため、調理する直前に洗うようにしましょう。カット済みの場合は、水に漬けて冷蔵庫に保存すると酸化を防ぐことができます。ただし、2~3日以内に使い切るのが理想です。
れんこんの栄養と健康効果
れんこんは食物繊維が豊富で、腸内環境を整える効果が期待できます。また、ビタミンCやポリフェノールを含み、美肌や免疫力の向上に役立ちます。さらに、ムチンと呼ばれる成分が含まれており、粘膜を保護して風邪予防にも効果的です。
冬は乾燥や寒さで体調を崩しがちですが、れんこんを食事に取り入れることで体を内側からサポートできます。
れんこんの歴史
れんこんは日本に古くから親しまれている野菜の一つで、奈良時代には既に食用として栽培されていたとされています。中国から伝わったと言われており、仏教とのつながりも深く、蓮の花や葉とともに食文化に取り入れられてきました。
また、穴が空いている形状から「先を見通せる」として縁起物とされ、お正月料理にもよく使われます。日本各地で栽培されていますが、茨城県や愛知県が主な産地として知られています。
れんこんを使ったおすすめレシピ
1. れんこんのきんぴら
材料(2人分)
- れんこん:200g
- ごま油:大さじ1
- 醤油:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- 白ごま:少々
作り方
- れんこんは薄切りにし、水にさらしてアクを抜きます。
- フライパンにごま油を熱し、れんこんを炒めます。
- 醤油、みりん、砂糖を加え、汁気がなくなるまで炒めます。
- 最後に白ごまを振りかけて完成です。
2. れんこんのはさみ揚げ
材料(2人分)
- れんこん:200g
- 鶏ひき肉:150g
- 醤油:小さじ1
- 生姜すりおろし:小さじ1
- 片栗粉:適量
- 揚げ油:適量
作り方
- れんこんは薄切りにし、片面に片栗粉をまぶします。
- 鶏ひき肉に醤油と生姜を混ぜ、れんこんの間に挟みます。
- 油を熱し、はさみ揚げを揚げて完成です。
3. れんこんと鶏肉の煮物
材料(2人分)
- れんこん:200g
- 鶏もも肉:150g
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 砂糖:小さじ1
- だし汁:200ml
作り方
- れんこんは乱切り、鶏肉は一口大に切ります。
- 鍋にだし汁、醤油、みりん、砂糖を入れて煮立てます。
- れんこんと鶏肉を加え、中火で煮込みます。
- 汁気が少なくなったら完成です。
伊藤商店でれんこんを手に入れて、冬の食卓を楽しもう!
れんこんは冬の食卓を彩る万能野菜。調理方法次第でさまざまな味わいを楽しむことができます。伊藤商店では、新鮮でおいしいれんこんを取り揃えています。ぜひお店で手に取って、その味わいをお試しください!
最後までお読みいただきありがとうございました。また次回のレポートをお楽しみに!